食品機械の設計・開発・製造・販売 株式会社ヤナギヤ 「お客様の声 有限会社杉永蒲鉾」

食品機械のヤナギヤ
WWW を検索 サイト内検索
サイトマップ リンク集 アクセス お問合せ リクルート情報 English
ホーム 会社情報 機械情報 ニュース メンテナンス 世界に誇る私たちの技術
(祝)新社屋・新工場完成
味の横綱 杉永かまぼこ(2004/8)
有限会社杉永蒲鉾
 850-0046 長崎市幸町6番18号
  TEL 095-820-1230 FAX 095-820-1222
    URL : http://www.suginaga.co.jp/

杉永社長
九州を代表する練り製品メーカー「杉永かまぼこ」さんでは、旧本社社屋に隣接する新社屋・新工場が完成し、去る8月28日、長崎プリンスホテルを会場に落成祝賀会が開催されました。杉永清悟社長は商品開発を最大の武器とし、「味の横綱」「品質の横綱」「サービスの横綱」と、3つの横綱を目指すシンボルデザインと経営理念を掲げ、“商品が営業マン”だと意欲満々です。そこで、杉永清悟社長、杉永金生会長の現在の心境について、納品させていただいた「ジェットスチーマー」や「傾倒式擂潰機」を含め、お話をお伺い致しました。
杉永会長
新工場建設に
ついて
ジェットスチーマーで
時間は3分の1に!
美味しさへの
こだわり
3つの横綱を
目指す
今後の
展開と夢
代表取締役社長 遠藤英則氏に聞く!
新工場建設について
私がこの仕事で10年前に帰っていたときは売る物がなくて、飛込みで商売していました。旧館は平成2年に建設したものですが、その時の売上が5億円、従業員が30名でした。この時会長に、この工場はどこまで出来るのかと訪ねると、10億円という答えでした。
当時、新製品を開発中に失敗作の中からたまたま、“あげだし”という新商品が誕生し、いわしバーグと並んでヒット商品となりました。これによって得意先も増し、5年間で売上目標の10億円に達したため、工場もキャパ一杯になりました。この頃は、コンビニや新規大手スーパーさんの注文は断っていた状況で、当然増設の検討や新工場建設のシミュレーションをしていましたが、大量生産によって80点の商品が70点に落ちる事にはためらいがあり、2年くらいは悩みました。しかし、まぁ芸能人じゃないですけど「売れているときがチャンス」ということで、この新工場建設については昨年、会長と一緒に決断した訳です。ただ、食感・品質を落とさない為にも、ラインに手作りの工程をあえて残しました。
新工場建設にあたり、旧館と新館をつなげる工事が難しく、設計に6ヶ月掛かりましたが、そして今年8月、丸1年かけて完成したという訳です。途中、冷蔵庫を作りましたが、スペースを有効に取りたい為に、次の日にはすぐ壊した事もありました。実はそのスペースにヤナギヤさんの擂潰機を入れた訳ですけどネ。(笑)

このページのトップへ戻る
新設備ジェットスチーマーで時間は3分の1に!
傾倒式のALL SUS擂潰機を2台入れて、現場も楽になり作業性も向上し、他社に比べ、磨かれ具合も良いと評価しています。ジェットスチーマーは上記漏れもなく大変機密性が良く省エネで上手く行っています。特に今まではバッチ式の蒸し機を使っていましたので蒸し作業も、段の置き換えなどで大変でしたが、連続式では作業効率もよくなり、時間も3分の1になりました。ですから次は業務用の新製品を作りたいと思っています。ジェットスチーマーについては、もう1台、坐りの長さも含めた長いものを入れようと思っています。

傾倒式擂潰機

ジェットスチーマー入口部
このページのトップへ戻る
美味しさへのこだわり

美味しさにこだわり、手作りにこだわって作っているつもりです。揚げ物に入れる野菜も小さく切るよりも大きく切った方が素材の味が生きて美味しいと思いますし、どちらかと言うと、日持ちよりも美味しくしたいと言う事の方が優先ですね。
要するにバイヤーにこびるのかユーザーにこびるのかと言う事になりますが、自分は消費者への橋渡しとして商売をするだけだと思います。今は、物が余っていて、「美味しい物しか食べたくない」時代です。結局は品質の良いものを作るしかないと思っています。それと、「安心」と「安全」を追求し、機械はステンレス製を採用しています。HACCPやISOについても、いつでも取得出来るように設計しました。今のところ、海外展開は頭にありませんが、必要に応じて考えて生きたいと思っています。とにかく商品は「手づくり」にこだわり、地元のお客さんを第一優先に考え、商品を通じて“美味しい”と言ってもらえれば幸せです。その上で、“味も良いが工場も良い”と言ってもらえればもっと幸せです。
このページのトップへ戻る

3つの横綱を目指す
会社を盛り立てる意味で“3つの横綱”を掲げました。野球で言えば三冠王と言う事になりますが、食べもらって@美味しくて、A安心・安全で、Bお客様が満足して頂ける製品作りを目指します。また、スーパーでは、蒲鉾コーナーは勿論、鮮魚、惣菜、製菓など、全売り場で杉永の商品を売りたいと思います。当然、今は蒲鉾売り場に対するこだわりはりません。
スーパーに対しては、“試食して、美味しくて、そして100円でないとダメ!”ということではなく、品質の良いものを作って“100円以上で売れるスーパーを探す”と言うことです。メーカーとしては良いものを作ることが仕事と思いますし、問屋やスーパーはそれを売ることが仕事ではないでしょうか。キッチリと役割を取りたいと思いますし、それが出来れば営業も電話で済んで、経費も少なくてすみます。実際に、私自身営業でしたが、2人でやっていました。このたび工場も面倒を見ることになった為、営業員を1名増やしましたが、ウチの営業は今も2名でやっています。そして、その営業マンも月の半分は会社にいます。結局は「味」「品質」「サービス」というキーワードに行き着くと思います。
このページのトップへ戻る
今後の展開と夢
5年前までは「ゆく年 くる年」を見ながら、小銭を数えていました。機械を導入して紅白歌合戦も見られるようになりましたが、なかなか人が育たないといったデメリットも感じています。
私が帰ってきた当時から今では売上も2.5倍、従業員は3倍になりましたが、急成長すると、人を増やす、機会を増やすということになって、結局歪みが出てしまうので、これからは大きな伸びは望んでいません。とにかくお客さんが蒲鉾を食べて笑顔が出るような商品を作りたい。そして、食卓にウチの商品が乗って楽しい食事をしてもらいたいと思っています。また、長崎蒲鉾業界においては、九州で長崎が一番と言われるよう、皆でやって行きたいと思います。長崎の協同組合ではすり身を作っていますが、この特長を活かして22世紀まで繋げて行きたいと思います

このページのトップへ戻る

ヤナギヤに
ついて
ヤナギヤ
への要望
蒲鉾業界
について
製品開発成功
のカギとは
人材が
勝負のカギ
希望
代表取締役社長 遠藤英則氏に聞く!
ヤナギヤについて
今まではあまり付き合いもなかったけど、今回の新工場を作るに当たって本格的に話を進める中、営業マンにも一緒になって色々とやってもらいました。このたび入れた臼(傾倒式擂潰機)については、他社の杵先は片磨れしているが、ヤナギヤの杵先は平均的に磨かれているのでなかなか精度が良いとおもう。
ジェットスチーマーについては最高!もう1台今度はもっと長いものを買うつもりです。製作も修理もヤナギヤは手抜き無しで立派、それと仕事がきれ。値段は知らん!大体適当かな?

このページのトップへ戻る
ヤナギヤへの要望
板付型成機も残り身が少なくなるように、ホッパーの大きさを考えてください。天ぷら型成機も同じ。また、具材の入ったものでも、目方がズレないような型成機を作って下さい。とにかく練り業界の中で幅広く受け入れられるために1番大切なことは「よく話を聞く」という事。皆、求め方が違うから、何を求めているのか、よく話を聞く事。これからは練りメーカーも、機械メーカーと一緒になってやっていかなくてはならないので、ヤナギヤ自身も自分たちで蒲鉾の作り方を勉強して欲しいと思う。ヤナギヤも「臼、板付、蒸し機」とあるけど、もう一つ、大きい声で言えるように型成期の分野で頑張ってほしい。マルチフォーマーもあるけど、型の値段が高いとか、機械がでかいとか、重量がありすぎるとか、全体的に受け入れられてないだろ。今、良い機械を作っていると思うのはヨシスエのゴボウ巻き位で、ヨシスエの機械はどこの小さい蒲鉾屋に行ってもある!ヤナギヤにもう一つ足りないのは小型型成機の分野だと思う。それから、機械のナットはスパナ両面1本で組めるようにするか、インパクトドライバーで一発で締め付けられるようにして欲しい。あと、社員教育で取り入れてもらいたい事は「道具の扱い」と「マナー」。先ず道具の扱いが悪い者に良い仕事は出来ない!あるところでは、道具を1本1本磨いてからチェックしながら道具箱に入れていた。今までここが一番。それから工場の出入りは、長靴が汚れているような事ではダメ!それからスピードを持つ事。我々の仕事はいつの何時までに絶対と言う仕事。ヤナギヤも納品や修理の期日は“絶対に守る”“絶対にやる”という義務感・危機感を持ってやってもらわないと困る。あと、ヤナギヤの玄関も社員も暗い!特に食堂で食べている表情に感謝の気持ちがない!会社が援助しているとか、作った人の気持ちを考えないとダメ!
このページのトップへ戻る
蒲鉾業界について
今はまた時代の波で、臼が流行ってきて、昔のような蒲鉾が作りたいという願望があるが、業界の中で一番かけているのは勉強不足だと思う。今、野球界も変わろうとしている。蒲鉾業界ももう一回皆で、変わろうと言う気持ちになって行かなければいけない。機械メーカーを抱きこんで、半自動でも良いから手づくり商品のできるもの、野菜や身が傷まないもの、簡単に動かせるような軽くてコンパクトなもの、そんな今までにないような機械を作ってもらうように働きかけることも必要。大きい機械は大手には良いけど、結局安売りに繋がる。やっぱり地域に応じた製品を売っていかないと、需要と供給のバランスが崩れてしまう。どんどん作ってどんどん売れれば良いが、そんなことにはならない。それから、将来続かない事はしてはいけないと思う。
親父の時代には出来たことも、息子の時代には出来ない事もある。今蒲鉾業界の流れが悪い。野球業界と同じで、今の子供たちは皆、サッカーをやっている。そして、ハンバーグ、エビフライ、ポテトということで、その中で蒲鉾を食べると言う事になる。だから蒲鉾も「蒲鉾」という名をつけなくて良いような商品が売れている状況。魚も「アジ」は知っていても、「エソ」「グチ」は顔も知らんようなことで、子供のときから蒲鉾の味を覚えさせていかないと、20年後はどうなっていることかと思う。馴染みが薄れてきた今、板付・スライス蒲鉾は弁当に入らない様になってきた事を早く感じて欲しい。蒲鉾はずーっと昔から脇役で横にあるだけ。1枚が5円、10円の蒲鉾では上手い物は出来ないし、ゴミ箱に入るだけ。だいたい398円の弁当に蒲鉾を入れることに無理がある。しかし、いつの日にか「かまぼこ弁当」と呼ばれるような、蒲鉾がメインの弁当が出来れば良いと思っている。

このページのトップへ戻る
製品開発成功のカギとは
今、ウチが一番研究開発に取り組んでいるのは「豆腐つみれ」と「豆腐ハンバーグ」。人に見せないとか、入れないとか、秘密主義で挑戦者を作る勇気がない人は成功しない。いつも横に挑戦者を作っていく勇気が必要で、挑戦者が出ないと発展もしない。挑戦者がいたらいつでも受けるよ!仮に真似をするにせよ、上のものが必要で、上のものを真似しないと当然ダメになって行く。成功するには、それを開発したもの以上にやりきるかどうかと言うことだけど、途中でケツを割るのが関の山だな。そういう失敗をあえてやってやれという心構えのある人は成功するよ。失敗したら明日の経営に影響するというビクビクしている人は成功しない。100円儲かったら20円ほど研究投資・人材投資をすることが昔も今も大切。
このページのトップへ戻る
人材が勝負のカギ!
今は人材の勝負になって来た。機械はヤナギヤでもどこでも変わらないが、要するに機械をどんな人が扱うかと言う事。また、今後ヤナギヤが発展するには「他社にないものを作る」ということ。我々がせっかく言っても全く反応しない、誰がリーダーなのか分からん、ということではダメ。お客の要望があって故障で行くのであれば目的もあるが、要望のない場合は、夢を持たない人や感性のない人が営業に回ったら、我々も進展はない。「このコンベアはこうした方が良い」とか、そういう目がないと、もしも本当に悪ければ、ずーっと悪い商品が出来てしまう。
このページのトップへ戻る
希望/夢
全国の蒲鉾屋さんがこれ以上減らないように、一人一人が挑戦して欲しいと思います。そうでないと他の業界に食われてしまう。仕事はきついかもしれないが、これからは中国からも逆に入ってくるだろうし、頑張らないといけない。挑戦する事を忘れてはいけない。そして、今のままで良いのかと立ち止まって考えることも必要。スーパーだけが店ではないし、不況のせいで売れないわけでもない。インターネットやテレビショッピングなど、店がないところでの売上が非常に大きい時代になっている。
そして、蒲鉾人生50年。そろそろ本でも出そうかと言うのが今の心境です。
最後にヤナギヤの営業マンをウンと鍛えるのが夢かな!

このページのトップへ戻る

ヤナギヤニュース2004.11月号より
大正5年創業 株式会社ヤナギヤ 本社:山口県宇部市大字善和189-18
Copyright (C) 1999 Yanagiya Machinery Co.,Ltd. All Rights Reserved.