| ヤナギヤについて |
今まではあまり付き合いもなかったけど、今回の新工場を作るに当たって本格的に話を進める中、営業マンにも一緒になって色々とやってもらいました。このたび入れた臼(傾倒式擂潰機)については、他社の杵先は片磨れしているが、ヤナギヤの杵先は平均的に磨かれているのでなかなか精度が良いとおもう。
ジェットスチーマーについては最高!もう1台今度はもっと長いものを買うつもりです。製作も修理もヤナギヤは手抜き無しで立派、それと仕事がきれ。値段は知らん!大体適当かな?
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| ヤナギヤへの要望 |
板付型成機も残り身が少なくなるように、ホッパーの大きさを考えてください。天ぷら型成機も同じ。また、具材の入ったものでも、目方がズレないような型成機を作って下さい。とにかく練り業界の中で幅広く受け入れられるために1番大切なことは「よく話を聞く」という事。皆、求め方が違うから、何を求めているのか、よく話を聞く事。これからは練りメーカーも、機械メーカーと一緒になってやっていかなくてはならないので、ヤナギヤ自身も自分たちで蒲鉾の作り方を勉強して欲しいと思う。ヤナギヤも「臼、板付、蒸し機」とあるけど、もう一つ、大きい声で言えるように型成期の分野で頑張ってほしい。マルチフォーマーもあるけど、型の値段が高いとか、機械がでかいとか、重量がありすぎるとか、全体的に受け入れられてないだろ。今、良い機械を作っていると思うのはヨシスエのゴボウ巻き位で、ヨシスエの機械はどこの小さい蒲鉾屋に行ってもある!ヤナギヤにもう一つ足りないのは小型型成機の分野だと思う。それから、機械のナットはスパナ両面1本で組めるようにするか、インパクトドライバーで一発で締め付けられるようにして欲しい。あと、社員教育で取り入れてもらいたい事は「道具の扱い」と「マナー」。先ず道具の扱いが悪い者に良い仕事は出来ない!あるところでは、道具を1本1本磨いてからチェックしながら道具箱に入れていた。今までここが一番。それから工場の出入りは、長靴が汚れているような事ではダメ!それからスピードを持つ事。我々の仕事はいつの何時までに絶対と言う仕事。ヤナギヤも納品や修理の期日は“絶対に守る”“絶対にやる”という義務感・危機感を持ってやってもらわないと困る。あと、ヤナギヤの玄関も社員も暗い!特に食堂で食べている表情に感謝の気持ちがない!会社が援助しているとか、作った人の気持ちを考えないとダメ!
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| 蒲鉾業界について |
今はまた時代の波で、臼が流行ってきて、昔のような蒲鉾が作りたいという願望があるが、業界の中で一番かけているのは勉強不足だと思う。今、野球界も変わろうとしている。蒲鉾業界ももう一回皆で、変わろうと言う気持ちになって行かなければいけない。機械メーカーを抱きこんで、半自動でも良いから手づくり商品のできるもの、野菜や身が傷まないもの、簡単に動かせるような軽くてコンパクトなもの、そんな今までにないような機械を作ってもらうように働きかけることも必要。大きい機械は大手には良いけど、結局安売りに繋がる。やっぱり地域に応じた製品を売っていかないと、需要と供給のバランスが崩れてしまう。どんどん作ってどんどん売れれば良いが、そんなことにはならない。それから、将来続かない事はしてはいけないと思う。
親父の時代には出来たことも、息子の時代には出来ない事もある。今蒲鉾業界の流れが悪い。野球業界と同じで、今の子供たちは皆、サッカーをやっている。そして、ハンバーグ、エビフライ、ポテトということで、その中で蒲鉾を食べると言う事になる。だから蒲鉾も「蒲鉾」という名をつけなくて良いような商品が売れている状況。魚も「アジ」は知っていても、「エソ」「グチ」は顔も知らんようなことで、子供のときから蒲鉾の味を覚えさせていかないと、20年後はどうなっていることかと思う。馴染みが薄れてきた今、板付・スライス蒲鉾は弁当に入らない様になってきた事を早く感じて欲しい。蒲鉾はずーっと昔から脇役で横にあるだけ。1枚が5円、10円の蒲鉾では上手い物は出来ないし、ゴミ箱に入るだけ。だいたい398円の弁当に蒲鉾を入れることに無理がある。しかし、いつの日にか「かまぼこ弁当」と呼ばれるような、蒲鉾がメインの弁当が出来れば良いと思っている。
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| 製品開発成功のカギとは |
今、ウチが一番研究開発に取り組んでいるのは「豆腐つみれ」と「豆腐ハンバーグ」。人に見せないとか、入れないとか、秘密主義で挑戦者を作る勇気がない人は成功しない。いつも横に挑戦者を作っていく勇気が必要で、挑戦者が出ないと発展もしない。挑戦者がいたらいつでも受けるよ!仮に真似をするにせよ、上のものが必要で、上のものを真似しないと当然ダメになって行く。成功するには、それを開発したもの以上にやりきるかどうかと言うことだけど、途中でケツを割るのが関の山だな。そういう失敗をあえてやってやれという心構えのある人は成功するよ。失敗したら明日の経営に影響するというビクビクしている人は成功しない。100円儲かったら20円ほど研究投資・人材投資をすることが昔も今も大切。
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| 人材が勝負のカギ! |
今は人材の勝負になって来た。機械はヤナギヤでもどこでも変わらないが、要するに機械をどんな人が扱うかと言う事。また、今後ヤナギヤが発展するには「他社にないものを作る」ということ。我々がせっかく言っても全く反応しない、誰がリーダーなのか分からん、ということではダメ。お客の要望があって故障で行くのであれば目的もあるが、要望のない場合は、夢を持たない人や感性のない人が営業に回ったら、我々も進展はない。「このコンベアはこうした方が良い」とか、そういう目がないと、もしも本当に悪ければ、ずーっと悪い商品が出来てしまう。
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| 希望/夢 |
全国の蒲鉾屋さんがこれ以上減らないように、一人一人が挑戦して欲しいと思います。そうでないと他の業界に食われてしまう。仕事はきついかもしれないが、これからは中国からも逆に入ってくるだろうし、頑張らないといけない。挑戦する事を忘れてはいけない。そして、今のままで良いのかと立ち止まって考えることも必要。スーパーだけが店ではないし、不況のせいで売れないわけでもない。インターネットやテレビショッピングなど、店がないところでの売上が非常に大きい時代になっている。
そして、蒲鉾人生50年。そろそろ本でも出そうかと言うのが今の心境です。
最後にヤナギヤの営業マンをウンと鍛えるのが夢かな!
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